体の動き・バランス・使い方のコース
10人いたら10人の性格が違うように、ひとにはそれぞれ、その人にとって「一番良い姿勢、一番体を壊さない動き方、一番その身体にとって理に適った使い方」というのが存在します。「体の動き・バランス・使い方のコース」は、ひとりひとりの身体を見きわめ、特性を引き出し、特性を無理なく使える体にかえるための、体の姿勢と動き・使い方に特化したコースです。従来の整体施術から更に一歩踏み込んだ、自分にとって最適な体を、そしていつまでも気持ちよく動ける体を作るためのコースです。
そもそも”いい姿勢”とは何か?
ただ「立っている」「座っている」などの静止した姿勢が良くても、それが本当に自分にとっていい姿勢でいることになるのか?と、疑問に思ったことはありませんか。
いい姿勢とはなにか
「いい姿勢」とは次の動きがスムーズに繋げられる姿勢のことです。しかし、姿勢が悪いと次の動きへの繋がりも悪くなり、その動きの繋がりを補うために、筋肉に余計な緊張が生まれてしまいます。またいい姿勢とは、それぞれの関節に軽く圧力がかかっている状態ですが、動きの繋がりが悪いと、本来動きで必要な筋肉の緊張や弛緩を邪魔することになり、関節や筋肉への負荷が大きくなってしまいます。そしてそれが、痛みや不調という体を壊すことに繋がっていきます。またいい姿勢とは、それぞれの人が持つ身体的要素により変わってきます。
いい姿勢とは「日常生活の動きの中」にある
“動きやすい動き”が決して正しい動きではありません。“体を壊さない動き”がその人にとっての一番正しい動き方だとホープでは考えます。そして、体にとって本当に必要な”いい姿勢”とは「日常生活の動きの中」にこそあるのです。
いい姿勢で体は変わる
痛みや不調を取り除き、自分で管理できる体へ
いつも通り体を使っているのに「腰痛や肩こり・頭痛などの痛み、自律神経の不調や冷え、ボディラインの崩れ」などが起きるのは、歪みとして現れる体のバランス不良と、間違った体の動かし方に原因があります。
- 正しい動かし方、力の入れ方を体に覚えさせる
- 更にパフォーマンスの良い動きがとれるよう作り変える
- 身体が本来の状態にもどる
この3つのステップで体に合った正しい動きが身に付き、痛みや不調になりにくく、自分で管理できる体に変わっていきます。
自分で 簡単に 誰にでも
Keep it simple
この言葉は「設計の単純性(簡潔性)は成功への鍵だ。不必要な複雑性は避けるべきだ。」という、実際の経験から得た教訓の言葉だそうです。
- 自分で(再現)できる
- 簡単にできる
- 誰にでもできる
「動きのコース」は大きな負荷や機材、難しい動きは必要ありません。シンプルな動きの反復で身体を変えていきます。
どんなに効果のあるトレーニングでも家に帰ったら再現出来ないのでは意味がありません。目標は「自分で自分の動きをコントロール出来る運動」です。プロアスリートがルーティンを大切にするのは、体の再現性を確認している一つの動きだからです。そしてそれは、一般の方にこそ大切であり、大事な動きであると思ってます。
ルーティンは複雑な動きより、シンプルな動きであるればあるほど、分かりやすく、体の物差しになります。道具も使わず、家でも出来るシンプルなトレーニングだからこそ、再現性も高く、体に良い癖付けが出来るようになります。
身体が必要とする動きを見極める
そしてもう一つ大事なのは、その人に合った、その体が必要とする動きを見つけ、見極めることです。
正しい動き・姿勢は人によって違います
例えば、同じスクワットでも、猫背の人と反り腰の人では、必要とする動きは変わってきます。そしてそれは各関節の可動域、全身の筋肉の強弱、日頃の姿勢の取り方、元々持っている可動要素などで、更に細かく変わってくるものです。
体には関節があり、その関節には可動範囲があります。また関節を動かす動力は筋肉の伸び縮みで行われていて、その筋肉の伸縮性が個人により違い、動きや姿勢、バランスなどの条件の変化に伴い変わってくるからです。
施術における検査では
自然な動き(例えば歩行であったり、椅子から立ち上がる動作)を、何も意識せずにいつも通り自分の動きをしていただくことで、動きやすさや、ぎこちなさを客観的に見ます。そこから力の入れ易さや、動き易さを比較し、一つ一つを丁寧にドリルしていきます。
沢山の情報と動きは、体を混乱させ、上手に目的の動きや筋肉の使い方を憶える邪魔になることがあります。出口が見えなくならないように、その動き易さにバランスが必要で有れば、バランスの感じられる方向を意識させ、力強さが必要で有れば、力が発揮できる動きのスタート位置を決めます。
施術のすすめ方

歪みとして現れる全身のバランスをチェックし、関節の可動域や方向、問題がある部位の動かし方・動きの癖を一緒に確認していきます。

機能の衰えた筋肉を、簡単な運動や体の反復の動きから促通。その人にとって一番パフォーマンスが上がる可動域・方向に体が自然に動かせるよう、関節や筋肉に覚えさせていきます。

整体施術により全身のバランスと体のクセを整えます。最初に体を元々持っている質・レベルの状態に戻すことで、より効率の良い体の再構築が出来ます。
コースと料金
「体の動き・バランス・使い方」コースと料金
【60分コース ¥8800円】
全身の動きをチェックし、働きの衰えた筋肉をシンプルな運動や、体の反復の動きから促通。体の動きが繋がることで、パフォーマンスの良い、正しい体の使い方が出来るようになります。日常の体の使い方が変わることで姿勢も変わり、痛みや不調に強い体へと変わっていきます。セルフケアの指導もあり。まずは試してみたい方、単発で指導を受けたい方にお勧めします。
【75分コース ¥13200円】
全身の動きをチェックし、働きの衰えた筋肉をシンプルな運動や、体の反復の動きから促通。体の動きが繋がることで、パフォーマンスの良い、正しい体の使い方が出来るようになります。日常の体の使い方が変わることで姿勢も変わり、痛みや不調に強い体へと変わっていきます。セルフケアの指導もあり。更に動きの向上を図るためのコースです。
※6回コース割引あり
【90分コース ¥16500円】
全身の動きをチェックし、働きの衰えた筋肉をシンプルな運動や、体の反復の動きから促通。体の動きが繋がることで、パフォーマンスの良い、正しい体の使い方が出来るようになります。日常の体の使い方が変わることで姿勢も変わり、痛みや不調に強い体へと変わっていきます。セルフケアの指導もあり。更なる動きの向上と、整体で細部のバランスを図ることで、よりスムーズな体の連動を作り出します。
※6回コース割引あり
【メンテナンスコース 60分 ¥7700円】
体の動き・バランス・使い方コースを受けた方専用のコースです。コース終了後は2,3ヶ月に1回程度のメンテナンスをお勧めします。
他にも下記のようなご要望に対応できます。初めにご相談ください。
- 歩き方
- 野球、ゴルフ、サーフィンなど各種スポーツ時の体の動かし方
- トレーニング(現在行なっているトレーニングの効果を上げる)
- ケガのリハビリ・個別ケア
- 子供の姿勢(こちらは単発となります。継続を希望の方は要相談)
ホープの整体とは
「体の動き・バランス・使い方のコース」は、従来の整体施術から更に一歩踏み込んだ、自分にとって最適な体を知り・作るためのコースです。従来の施術だけではどうしても出来なかった部分への挑戦でもありますが、ホープの整体の基本とはなんら変わることはありません。ぜひ一度ホープの整体の在り方を読んでみて下さい。「体の動き・バランス・使い方のコース」への理解がより深まることと思います。
体が良くなる3つのステップ
動くのが楽しい!そんな体を取り戻すには3つのステップがあります。また「正しく動ける体」は「痛みや不調のない体」でもあります。
【体が感じる3つのステップ】
ステップ1
痛みや不調の原因がなくなり、痛み・歪みのないバランスの良い体になる
ステップ2
筋肉・関節・靱帯が正しい状態になり、正しい動き・姿勢が楽(らく)な姿勢になる
ステップ3
筋肉・関節が正しく働くようになり、よりパフォーマンス効率の上がる可動域・方向に体が自然に動くようになる
【体に変化を起こすための3つのプロセス】
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筋肉・関節・靱帯を整えて痛み、不調の原因を取る
日常生活や仕事などで身に付いてしまった姿勢は無意識のうちに習慣化・日常化され、脳がそれを体のゼロポジション(正しくラクな位置)と認識してしまいます。このような日常のクセが、あなたの体のバランスを崩し”体の歪み”となって“痛みや不調”を引き起こします。まず『体のクセを見極め、ゼロポジションにする』ことが大切になります。
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筋肉・関節が正しい動きのできる状態に作り直し、筋肉や関節が正しく働く体に変える
痛みや不調、動きのパフォーマンスが下がるのは、間違った体の動きをしているからです。痛みや歪みは、筋肉の力の強弱や柔軟性に問題があるのではなく、体が痛みに向かった動きの反復運動をすることで作られます。
一つの関節を動かしたとき、それを動かす「主導筋」とその動きに拮抗する「拮抗筋」が働きますが、縮めたい(主導筋)と思っている筋肉と反対にある、伸ばされる(拮抗筋)の抵抗が多ければ多いほど、関節には圧迫が働き、正しい動きが出来なくなるのです。
手動筋と拮抗筋、また働きの衰えている筋肉をそれぞれ正しい力で働けるように調整し、関節にかかる余計な力を取り除くことで、痛みや不調の出ない、パフォーマンスの良い動きができる体に整え直します。
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筋肉・関節に神経の促通で正しい動きを覚えさせ、正しく動かせる体をつくる
動作を起こす時には、その動きのスタート地点となる「動きを止めておく壁」が必ず必要となります。腕を動かす時には胴体が、脚を振り出す時にはもう片方の脚が、走る時には脚に対して左右に振る腕がその「壁」となります。どんな動きもそのスタート地点無しに始まることはありません。
また壁は「動きを止めておく」だけでなく、「動かそうとする方向と相反する方向に力が働く」場合でも、同様の働きをします。ですから、壁を正常に働かせるには、肩・脊柱・股関節・骨盤など、全ての関節が正しく、気持ちよく動く必要があります。
関節に他動運動(人が動かす)で正しい動きを教えると、関節から筋肉への刺激が促され(筋肉の促通)、その刺激により筋肉は正しい動きを覚えます。すると、自動運動(自分で動かす)時にも、正しい動きを再現しやすくなり、気持ちよく動ける体が作られます。
ホープの勧めるセルフケア
【自分の体は自分で管理したい!】
からだ工房ホープは、そう思う人ほど来て欲しい整体院です。自分で自分の体を管理するためには、自分の体を知っていなければいけません。ホープでは、
あなたの体の弱みと強みを適切にお伝えし、弱点は克服し、良いところは伸ばし、その個人に合った体の動かし方、使い方、休め方を指導させていただいております。