整体とはLIFE③
整体とはLIFE
LIFEのFは、feeling
「プロフェッショナル 仕事の流儀」様々な仕事人を深堀して行くドキュメンタリー番組。僕の好きな番組の一つです。
どの仕事人にも共通しているものが、自分の軸と感覚を大切にしているところ。
軸から外れすぎた感覚を違和感と感じたり、時として軸を逸脱する感覚的な行動を起こしたり、仕事人達は試行錯誤の上、プロフェッショナルと言われる匠の姿が映し出されている。
そこまでの信念、拘り、自由、柔軟を織り交ぜながらも変化を恐れず、進化して行く姿に、憧れを感じます。
僕も整体では最終最後は感覚を優先したいと思っている。誤解しないで欲しいのですが、決してデタラメでは無く、基本基礎、知識や理論を踏まえての事だ。
整体は人と向き合う仕事です。
患者さんの体から放たれるシグナルを客観的視点から読み取り、筋書を頭の中に描きながら整体を行うのだが、時として「はて?」と思うシグナルを感じる事もある、筋書きのないドラマが始まるのです。
こう言った時ほど、僕はセオリーを捨てる事にしている。
危険を冒す訳では無く、より一層患者さんのシグナルに耳を傾ける、この人の体が思うところにストレス無く動かし次のシグナルを待つ。
多くの感覚を大事に思っているが、その感覚も大事にしたい一つです。
先日もお菓子作り専門のパティシエさんとの話で感覚は経験から出来ている事に気づかさせられた。
分量やオーブン温度、焼き時間など全ての工程が数字で管理されているお菓子作りでも、気温、湿度が違うと出来加減に差が出来てしまうようで、最後は感覚で決めているのだと、話されていた。
僕にも整体師としての苦い経験もある。
その経験も含めて20数年整体師である礎です。
その経験が幾つもの感覚を僕に植え付けてくれた。
僕の整体とはLIFE。
feelingも大事な要素なのだ。
コメント
この記事へのコメントはありません。
コメントをどうぞ